赤ちゃんや小さな子どもがソファから落ちそうになって、ヒヤッとした経験はありませんか。
大人にとってソファは、リビングでくつろぐための身近な家具です。
しかし、赤ちゃんや小さな子どもにとっては、ソファの高さでも十分に転落リスクがあります。特に、寝返り、ずりばい、はいはい、つかまり立ち、歩き始めの時期は注意が必要です。
「少しだけだから大丈夫」
「まだ寝返りしないから平気」
「横にクッションを置いているから安心」
そう思っている時ほど、思わぬ転落につながることがあります。
この記事では、赤ちゃんや小さな子どもがソファから落ちそうで怖いと感じている家庭に向けて、今日から見直せる対策と、必要に応じて検討したい安全グッズを分かりやすく整理します。
まず結論|ソファ転落対策は「置かない・近づけない・床を整える」

赤ちゃんのソファ転落対策で大切なのは、次の3つです。
- ソファの上に赤ちゃんを寝かせたままにしない
- ソファに近づきすぎない遊び場を作る
- ソファまわりの床や家具配置を整える
一番大切なのは、赤ちゃんをソファの上に寝かせたままにしないことです。
そのうえで、床遊びのスペースを作り、ソファの近くに硬い家具や小物を置かないようにします。必要に応じて、プレイマット、ベビーサークル、コーナーガード、滑り止めマットなどを組み合わせて、万が一のリスクを下げる環境を作っていきましょう。
安全グッズは、事故を完全に防ぐものではありません。
ただ、家庭の間取りや子どもの成長段階に合わせて使うことで、リビングで過ごす時間をより安心しやすくできます。
まず確認したいソファまわりの安全チェック
ソファのあるリビングでは、次の項目を確認してみてください。
- 赤ちゃんをソファの上に寝かせたまま離れることがある
- ソファの近くに硬いローテーブルやテレビ台がある
- ソファの下がフローリングのままになっている
- ソファの背もたれ側にすき間がある
- ソファの近くに登れる家具や収納がある
- 子どもがソファによじ登るようになってきた
- ソファのひじ掛けや脚が硬い素材でできている
- ソファから窓やベランダに近づきやすい配置になっている
- 家事中に子どもがソファ周辺で一人になることがある
- ソファの上におもちゃを置いている
当てはまる項目が多い場合は、ソファの使い方や配置を見直した方が安心です。
特に「ソファの上に寝かせたまま離れることがある」「ソファの近くに硬い家具がある」「窓やベランダに近い場所にソファがある」という場合は、早めに見直しましょう。
赤ちゃんがソファから転落しやすい理由
ソファは、大人から見るとそれほど高く感じないかもしれません。
しかし、赤ちゃんは体が小さく、頭が重く、転落した時にうまく受け身を取ることができません。
特に注意したいのは、以下のようなタイミングです。
- 寝返りを始めた頃
- 手足をよく動かすようになった頃
- ずりばいやはいはいを始めた頃
- つかまり立ちを始めた頃
- ソファによじ登るようになった頃
- 兄弟姉妹と遊んでいる時
- 大人が少し目を離した時
赤ちゃんの成長は早く、「まだできない」と思っていた動きが急にできるようになります。
ソファの上は、赤ちゃんを一時的に寝かせる場所として便利に感じることもありますが、転落リスクを考えると、安全な寝場所としては向いていません。
ソファまわりでやってはいけないNG対策

ソファからの転落が心配な時、つい「何かを置いて防ごう」と考えてしまうことがあります。
しかし、対策のつもりが別の危険につながることもあります。
NG1:ソファのまわりに柔らかいクッションを敷き詰める
転落時の衝撃をやわらげたいと思って、ソファのまわりにクッションや布団をたくさん置くことがあります。
しかし、柔らかすぎるクッションや寝具は、赤ちゃんの顔が埋もれたり、身動きが取りにくくなったりするおそれがあります。
特に、赤ちゃんをソファに寝かせたまま、まわりをクッションで囲うような対策はおすすめできません。
転落対策として考えるなら、ふかふかのクッションを積むよりも、床全体に安定した厚手のプレイマットを敷く方が現実的です。
NG2:ソファの上で昼寝させる
赤ちゃんが寝てしまった時、近くにあるソファへ一時的に寝かせたくなることがあります。
しかし、ソファは昼寝用の安全な寝場所ではありません。
赤ちゃんは寝ている間も体を動かします。寝返り前の時期でも、手足を動かすうちに少しずつ位置がずれてしまうことがあります。
昼寝をする場合は、ベビーベッド、ベビー布団、床に敷いたマットなど、転落しにくい場所を選びましょう。
NG3:ソファを窓際に置く
ソファは、子どもにとって踏み台になることがあります。
窓やベランダの近くにソファを置いていると、子どもがソファによじ登り、窓の鍵や網戸、ベランダ側に近づいてしまう可能性があります。
特に次のような配置は見直した方が安心です。
- ソファの背もたれのすぐ後ろが窓になっている
- ソファの横にベランダドアがある
- ソファに登ると窓の鍵に手が届く
- ソファから出窓や棚に移れる
- ソファの近くに椅子や踏み台になる物がある
窓まわりは、ソファ単体の転落だけでなく、窓やベランダからの転落にもつながるため、優先的に確認したい場所です。
NG4:ソファの上で遊ばせっぱなしにする
子どもがソファに登れるようになると、ジャンプしたり、背もたれに乗ったり、ひじ掛けから降りようとしたりすることがあります。
「楽しそうだから」とそのままにしていると、ソファが遊具のようになってしまいます。
ソファは座る場所であり、飛び跳ねる場所ではないことを、年齢に合わせて繰り返し伝えましょう。
特に兄弟姉妹で遊んでいる時は、押し合い、取り合い、急な飛び降りに注意が必要です。
NG5:マットだけで安心する
プレイマットやラグは、転倒や転落時の衝撃をやわらげるために役立ちます。
ただし、マットを敷いているから転落しても大丈夫というわけではありません。
大切なのは、次の順番で考えることです。
- まず、ソファから落ちにくい環境にする
- 次に、落ちた時にぶつかる硬い物を減らす
- 最後に、床側の衝撃対策としてマットを敷く
マットは最後の備えであり、見守りや家具配置の見直しの代わりにはなりません。
ソファからの転落を防ぐ基本対策
赤ちゃんをソファに寝かせたまま離れない
一番大切なのは、赤ちゃんをソファに寝かせたまま離れないことです。
眠っているように見えても、手足を動かしたり、体をひねったりして、少しずつ端に近づいてしまうことがあります。
まだ寝返りをしない時期でも、体を動かすうちに姿勢が変わることがあります。
赤ちゃんが昼寝をする時は、ソファではなく、ベビーベッド、ベビー布団、床に敷いたマットなど、転落しにくい場所を選びましょう。
特に、家事やトイレ、宅配対応などで一瞬でも離れる可能性がある時は、ソファの上に寝かせない方が安心です。
ソファの下にプレイマットやラグを敷く
ソファからの転落を完全に防ぐことが理想ですが、万が一に備えて、床側の対策も大切です。
フローリングの上に直接落ちると、頭や体への衝撃が大きくなります。
ソファの周辺には、以下のようなものを敷いておくと安心しやすくなります。
- 厚手のプレイマット
- ジョイントマット
- コルクマット
- 厚みのあるラグ
- 滑りにくいマット
ただし、マットを敷いているから転落しても大丈夫という意味ではありません。
あくまで、転倒や転落時の衝撃をやわらげるための補助的な対策として考えましょう。
硬い家具をソファの近くに置かない
ソファから落ちた時に怖いのは、床に落ちることだけではありません。
近くにローテーブル、テレビ台、収納棚、角のある家具があると、転落時に頭や顔をぶつける可能性があります。
特に見直したいのは以下です。
- ローテーブル
- テレビ台
- 収納棚
- 観葉植物の鉢
- 硬いおもちゃ箱
- 角のある家具
- ガラス製のテーブル
ソファの周辺は、できるだけ余白をつくり、硬いものを近くに置かないようにしましょう。
必要に応じて、コーナーガードを付けるのも一つの方法です。
背もたれ側を壁につける
ソファの座面から落ちる場合と、背もたれの上から落ちる場合では、高さも衝撃も変わります。
子どもがソファによじ登るようになると、背もたれ側に乗ろうとすることがあります。
背もたれ側を壁にぴったり付けておくと、背面から高い位置で落ちるリスクを減らしやすくなります。
ただし、壁とソファの間にすき間があると、子どもが入り込んだり、頭や体が挟まったりする可能性があります。
壁付けにする場合は、すき間ができていないかも確認しましょう。
ローソファやフロアソファを選ぶ
これからソファを購入する場合は、座面の低いローソファやフロアソファを選ぶのも一つの対策です。
座面が低いほど、転落した時の高さは低くなります。
小さな子どもがいる家庭で選びやすいソファは以下です。
- 座面が低いローソファ
- 脚のないフロアソファ
- 角が丸いソファ
- 硬いひじ掛けがないソファ
- カバーを洗いやすいソファ
- 子どもが登りにくい形状のソファ
反対に、脚が高いソファ、硬い木製のひじ掛けがあるソファ、背もたれが高く登りやすいソファは、子どもが小さい時期には注意が必要です。
ベビーサークルでソファに近づきにくくする
家事中や在宅ワーク中など、常に子どものそばにいられない時間もあります。
そのような時は、ベビーサークルを使って安全な遊び場をつくる方法もあります。
ベビーサークルが向いているのは、以下のような家庭です。
- 子どもがソファによじ登るようになった
- リビングに家具や家電が多い
- キッチンから子どもの様子を見たい
- 兄弟姉妹のおもちゃと分けたい
- ペットと生活スペースを分けたい
ベビーサークルは、ソファだけでなく、コンセント、テレビ台、収納、キッチンなどに近づきにくくする対策としても使えます。
年齢別に注意したいソファまわりの危険

0歳頃
0歳頃は、寝返りやずりばいが始まる時期に注意が必要です。
まだ自分で自由に動けないと思っていても、手足を動かすうちにソファの端に寄ってしまうことがあります。
確認したいポイントは以下です。
- ソファに寝かせたまま離れない
- 昼寝はベビーベッドや布団にする
- ソファ下に厚手のマットを敷く
- ソファ周辺に硬い家具を置かない
- 小さなおもちゃや電池を周囲に置かない
1歳頃
1歳頃になると、つかまり立ち、伝い歩き、歩き始めによって、ソファへの関わり方が変わります。
座る場所だったソファが、登る場所になってしまうことがあります。
確認したいポイントは以下です。
- ソファによじ登らないように見守る
- ソファの近くに踏み台になる物を置かない
- 背もたれ側を壁につける
- プレイマットを広めに敷く
- ベビーサークルの活用を検討する
- ローテーブルの角にコーナーガードを付ける
2歳頃
2歳頃になると、登る、走る、ジャンプするなどの動きが増えます。
ソファの上で跳ねたり、背もたれに乗ろうとしたりすることもあります。
確認したいポイントは以下です。
- ソファの上で跳ねないルールを伝える
- ソファから飛び降りないようにする
- 窓やベランダの近くにソファを置かない
- ソファの近くに登れる家具を置かない
- 家具の転倒防止もあわせて確認する
3歳以上
3歳以上になると、言葉で危険を伝えやすくなりますが、遊びの中で危ない行動をすることがあります。
安全グッズだけでなく、家庭内のルールづくりも大切です。
確認したいポイントは以下です。
- ソファの上でジャンプしない
- 背もたれやひじ掛けに乗らない
- ソファから飛び降りない
- 窓の近くで遊ばない
- 兄弟姉妹で押し合わない
大人が繰り返し伝えながら、危ない配置を先に減らしておくことが大切です。
ソファを置く場所で注意したいこと
窓やベランダの近くに置かない
ソファは、子どもにとって踏み台になることがあります。
窓やベランダの近くにソファを置いていると、ソファによじ登って窓に近づいてしまう可能性があります。
特に、以下の配置は見直した方が安心です。
- ソファの背もたれの後ろが窓
- ソファの横にベランダドアがある
- ソファに登ると窓の鍵に手が届く
- ソファから出窓に移れる
- ソファの近くに椅子や棚がある
窓やベランダの近くには、ソファ、ベッド、椅子、棚など、踏み台になる家具を置かないようにしましょう。
キッチンや階段への動線も確認する
ソファから降りたあと、すぐにキッチンや階段へ行ける間取りの場合も注意が必要です。
リビングとキッチンがつながっている場合、子どもがソファから降りてそのままキッチンへ入ってしまうことがあります。
階段が近い場合も、転落事故につながる可能性があります。
気になる場合は、ベビーゲートやベビーサークルで動線を区切ることも検討しましょう。
ソファまわりの配置チェック
ソファの安全対策では、ソファそのものだけでなく、まわりの配置がとても重要です。
以下のチェック項目を見ながら、今のリビングを確認してみてください。
ソファ前のチェック
- ソファの前に硬いローテーブルを置いていない
- テーブルの角にコーナーガードを付けている
- ソファから落ちた時に、顔や頭をぶつける家具が近くにない
- 床に厚手のプレイマットやラグを敷いている
- マットがずれたり、めくれたりしないようにしている
- 小さなおもちゃや電池などが落ちていない
ソファ横のチェック
- ソファ横に踏み台になる椅子や収納を置いていない
- 観葉植物の鉢や硬い収納ボックスを近くに置いていない
- 電源コードや充電ケーブルが伸びたままになっていない
- コンセントが近い場合はカバーを付けている
- 子どもがソファから別の家具へ移れない配置になっている
ソファ後ろのチェック
- 背もたれ側を壁につけている
- 壁とソファの間にすき間ができていない
- 背もたれの後ろに窓がない
- 背もたれの後ろが通路になっていない
- 子どもが背もたれに登れないようにしている
ソファから安全に降りる方法を教える
子どもが自分でソファに登れるようになると、完全に登らせないことが難しくなる場合があります。
そのような時は、ソファから安全に降りる方法を繰り返し教えることも大切です。
小さな子どもは、頭から前向きに降りようとしてしまうことがあります。
安全に降りるためには、次のような動きを教えます。
- お腹をソファ側に向ける
- 足からゆっくり降りる
- 飛び降りない
- 大人が近くにいる時だけ登る
- ソファの上では立たない
もちろん、教えたからといってすぐに安全に行動できるわけではありません。
ただ、1歳後半から2歳頃にかけては、危ない行動を減らすために、環境づくりと声かけをセットで行うことが大切です。
ソファをなくす選択もあり
子どもが小さい時期だけ、ソファを使わないという選択もあります。
特に、以下のような家庭では、ソファを一時的に撤去したり、低い家具に替えたりすることも検討できます。
- 子どもが何度もソファに登る
- 窓際にしかソファを置けない
- ソファの近くに硬い家具が多い
- リビングが狭く、安全な床スペースを作りにくい
- 兄弟姉妹でソファ遊びが増えている
ソファをなくすと、大人のくつろぎスペースは減ります。
ただ、赤ちゃんの時期だけ床座り中心のレイアウトにすることで、リビング全体を安全に使いやすくなる場合もあります。
家庭タイプ別におすすめのソファ安全対策
狭いマンションの場合
大きなベビーサークルを置きにくい場合は、まずプレイマットと家具配置の見直しから始めるのがおすすめです。
ソファの前にローテーブルがある場合は、赤ちゃんがよく過ごす時間だけでも移動できないか検討しましょう。
床に安全な遊び場を作り、ソファの上で過ごす時間を減らすことが大切です。
賃貸住宅の場合
壁や床に傷をつけにくい対策を優先します。
プレイマット、置くだけタイプのベビーサークル、剥がしやすいコーナーガードなどが候補になります。
粘着式の商品を使う場合は、剥がした時に跡が残りにくいか確認しましょう。
兄弟姉妹がいる家庭の場合
上の子がソファで遊んだり、ジャンプしたりすると、下の子もまねをすることがあります。
この場合は、グッズだけでなく家族内のルール作りも重要です。
- ソファでは飛ばない
- 赤ちゃんが近くにいる時は走らない
- おもちゃをソファの上に置かない
- 赤ちゃんを押さない
- ソファから飛び降りない
兄弟姉妹がいる家庭では、ソファ単体ではなく、リビング全体の遊び方を見直しましょう。
実家・祖父母宅の場合
実家や祖父母宅は、普段住んでいる家と家具配置が違います。
赤ちゃんが遊ぶ場所の近くにソファ、テーブル、棚、観葉植物などがある場合は、短時間の滞在でも注意が必要です。
持ち運びできるプレイマットや、簡易的なベビーサークルを用意しておくと安心です。
祖父母宅では、大人が多くても「誰かが見ていると思っていた」という状況になりやすいため、見守る人を明確にすることも大切です。
ソファまわりで用意したい安全グッズ
ここからは、ソファ転落対策として検討しやすい安全グッズを紹介します。
安全グッズを使えば完全に事故を防げるわけではありませんが、家庭の間取りや子どもの成長段階に合わせて取り入れることで、リスクを下げやすくなります。
プレイマット
ソファまわりやリビングの床に敷くことで、床遊びのスペースを作りやすくなります。
赤ちゃんをソファの上ではなく、床で過ごさせたい家庭では、まず検討しやすいアイテムです。
選ぶ時のポイントは以下です。
- 厚みがあるか
- 掃除しやすいか
- 防水性があるか
- 滑りにくいか
- 部屋の広さに合うか
- 折りたたみやすいか
- 段差が大きくなりすぎないか
フローリングのリビングでは、厚手のプレイマットを敷くことで、床遊びの場所を作りやすくなります。
ただし、マットだけで転落を防げるわけではありません。ソファに寝かせたまま離れないこと、周囲の家具を見直すこともあわせて行いましょう。
ベビーサークル
赤ちゃんがソファやテレビ台、キッチンなどに近づきすぎる場合は、ベビーサークルが候補になります。
リビング内に安全な遊び場を作りたい家庭に向いています。
選ぶ時のポイントは以下です。
- 設置する広さ
- 扉の有無
- またぎやすさ
- 折りたたみ可否
- 安定感
- 素材
- 掃除のしやすさ
- 部屋の圧迫感
狭い部屋では大きすぎるサークルが邪魔になることもあるため、サイズ選びが重要です。
また、子どもが成長するとサークルを動かしたり、乗り越えようとしたりすることもあります。対象年齢や使い方を確認しながら選びましょう。
コーナーガード
ソファの近くにローテーブル、テレビ台、収納家具などがある場合は、角の保護も検討したいところです。
特に歩き始めの時期は、転んだ先に家具の角があると危険です。
選ぶ時のポイントは以下です。
- 厚みがあるか
- 家具に貼りやすいか
- 剥がれにくいか
- 剥がした時に跡が残りにくいか
- 子どもが外しにくいか
- 家具の色や形に合うか
賃貸住宅の場合は、粘着跡が残りにくいタイプを選ぶと安心です。
滑り止めマット
ソファまわりのラグやマットがずれる場合は、滑り止め対策も必要です。
赤ちゃんがつかまり立ちをした時や、歩き始めの時期にマットがずれると、転倒につながることがあります。
選ぶ時のポイントは以下です。
- ラグやマットがずれにくくなるか
- 床材に対応しているか
- 洗濯や掃除の邪魔になりにくいか
- 厚みが出すぎないか
- めくれにくいか
ラグを使っている家庭では、裏面に滑り止めがあるか、別途滑り止めシートを使えるか確認しましょう。
ベビーゲート
ソファそのものへの対策ではありませんが、リビングからキッチンや階段へ行きやすい間取りでは、ベビーゲートも候補になります。
ソファから降りたあと、そのままキッチンや階段へ移動してしまう場合は、動線を区切ることも考えましょう。
選ぶ時のポイントは以下です。
- 設置場所の幅に合うか
- 突っ張り式か、固定式か
- 開閉しやすいか
- 段差につまずきにくいか
- 子どもが開けにくい構造か
- 賃貸でも使いやすいか
階段上に設置する場合は、商品ごとの対応可否を必ず確認しましょう。階段上に使えない商品もあります。
ソファ安全対策に使いやすいグッズ比較
| グッズ | 向いている家庭 | 注意点 |
|---|---|---|
| プレイマット | 床遊びスペースを作りたい家庭 | 厚み、掃除しやすさ、滑りにくさを確認 |
| ベビーサークル | ソファや家具に近づけたくない家庭 | サイズと圧迫感に注意 |
| コーナーガード | 家具の角が多い家庭 | 粘着跡と剥がれやすさを確認 |
| 滑り止めマット | ラグやマットがずれやすい家庭 | 床材との相性を確認 |
| ベビーゲート | キッチンや階段への動線を区切りたい家庭 | 設置場所と対応可否を確認 |
| ローソファ | ソファ買い替えを検討中の家庭 | 低くても見守りは必要 |
ソファを買い替えるなら確認したいポイント
子どもが小さい時期にソファを買い替えるなら、デザインや座り心地だけでなく、安全面も確認したいところです。
確認したいポイントは以下です。
- 座面が高すぎないか
- 角が丸いか
- ひじ掛けが硬すぎないか
- 背もたれに登りやすい形ではないか
- 脚が高く、下に入り込みやすくないか
- カバーを洗いやすいか
- 滑りにくい素材か
- 窓際に置かなくても使えるサイズか
小さな子どもがいる家庭では、脚の高いソファや、硬い木製ひじ掛けのあるソファは注意が必要です。
ローソファやフロアソファは高さを抑えられる点ではメリットがありますが、それだけで安心というわけではありません。
ソファの上で遊ばせない、周囲の家具を見直す、床に安全なスペースを作るといった対策も必要です。
すぐにできるソファ安全対策まとめ
まずは、今日できることから見直してみましょう。
今日すぐできる対策
- 赤ちゃんをソファの上に寝かせたまま離れない
- ソファの上で昼寝させない
- ソファの近くにあるローテーブルを離す
- ソファの上におもちゃを置かない
- ソファまわりの小物や電池を片付ける
- 窓やベランダの近くにソファを置いていないか確認する
できれば早めにしたい対策
- 床にプレイマットを敷く
- 家具の角にコーナーガードを付ける
- ラグやマットの滑り止めを確認する
- ベビーサークルで安全な遊び場を作る
- キッチンや階段への動線にベビーゲートを検討する
- ソファの背もたれ側を壁につける
成長に合わせて見直したい対策
- ソファによじ登るようになったら配置を変える
- ソファでジャンプしないルールを伝える
- 兄弟姉妹にもソファ遊びのルールを共有する
- 窓やベランダの近くに踏み台になる家具を置かない
- ソファ買い替え時は高さや形状も確認する
ソファまわりの1分チェックリスト
最後に、ソファまわりの状態を簡単に確認してみましょう。
- ソファの上に赤ちゃんを寝かせたまま離れていない
- ソファの近くに硬いローテーブルがない
- ソファの下に厚手のマットやラグを敷いている
- マットやラグが滑りにくい状態になっている
- ソファの背もたれ側にすき間がない
- ソファの近くに窓やベランダがない
- ソファの上におもちゃを置いていない
- 家具の角を保護している
- キッチンや階段への動線を確認している
- ソファでジャンプしないルールを伝えている
すべてを一度に完璧にする必要はありません。
まずは、ソファの上に寝かせたままにしないこと、ソファまわりの硬い家具を離すこと、床に安全な遊び場を作ることから始めましょう。
よくある質問
ソファの上でおむつ替えをしても大丈夫ですか?
できれば床にマットを敷いて行う方が安心です。
どうしてもソファの上で行う場合は、必要なものを先に用意し、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
おしりふきやおむつを取りに行くために一瞬離れることがないよう、準備してから行うことが大切です。
クッションを置けば転落防止になりますか?
クッションだけに頼るのはおすすめできません。
赤ちゃんが乗り越えたり、クッションがずれたりする可能性があります。また、柔らかすぎるクッションは、赤ちゃんの顔が埋もれるリスクもあります。
クッションは補助的なものと考え、基本はソファの上に寝かせたままにしないことが大切です。
ベビーサークルは必要ですか?
必ず必要とは限りません。
ただし、ソファ、テレビ台、キッチンなどに赤ちゃんが近づきすぎる場合は、安全な遊び場を作る手段として検討できます。
リビングに家具や家電が多い家庭、家事中に子どもの動きが気になる家庭では、選択肢の一つになります。
プレイマットは厚い方が安全ですか?
厚みは大切ですが、厚ければ何でも良いわけではありません。
掃除のしやすさ、滑りにくさ、部屋の広さ、段差の有無も確認しましょう。
特に、マットの端につまずいたり、マット自体がずれたりしないよう注意が必要です。
ローソファに買い替えれば安心ですか?
ローソファは高さを抑えられる点ではメリットがあります。
ただし、転落や転倒のリスクがなくなるわけではありません。ソファの上で遊ばせないこと、周囲の家具配置を見直すことも必要です。
窓際のソファは危ないですか?
窓際のソファは注意が必要です。
子どもがソファによじ登ると、窓や網戸、ベランダ側に近づきやすくなります。窓やベランダの近くには、ソファ、ベッド、椅子、棚など、踏み台になる家具を置かないようにしましょう。
あわせて確認したい室内安全対策
ソファまわりの安全対策を見直すなら、リビング全体の安全対策もあわせて確認しておくと安心です。
特に、次のような場所はソファ対策と関係しやすいです。
- リビングの家具配置
- テレビ台まわり
- コンセントまわり
- キッチンへの動線
- 階段への動線
- 窓やベランダまわり
- ドアの指はさみ対策
ソファだけを対策するのではなく、子どもの行動範囲に合わせて、リビング全体を見直していきましょう。
まとめ|ソファ転落対策は、まず「ソファに寝かせたまま離れない」ことから
赤ちゃんや小さな子どものソファ転落対策で一番大切なのは、ソファの上に寝かせたままにしないことです。
そのうえで、床に安全な遊び場を作り、ソファまわりの家具やマットを見直していきましょう。
最初に取り組みたいのは、次の3つです。
- ソファの上に赤ちゃんを寝かせたままにしない
- ソファ周辺の硬い家具や小物を離す
- プレイマットなどで床遊びのスペースを作る
必要に応じて、ベビーサークル、コーナーガード、滑り止めマット、ベビーゲートなども検討しましょう。
安全グッズは、事故を完全に防ぐものではありません。
ただ、家庭の環境に合わせて上手に使うことで、赤ちゃんが過ごすリビングをより安心しやすい空間に近づけることができます。