お風呂場は、家の中でも子どもの事故に注意したい場所の一つです。
浴槽にお湯がある時だけでなく、床が濡れている時、浴室のドアが開いている時、洗面器に少し水が残っている時、洗濯機のまわりに踏み台になる物がある時など、思わぬ場面に危険が潜んでいます。
大人にとっては何でもない段差や水の量でも、赤ちゃんや小さな子どもにとっては大きな事故につながることがあります。
特に注意したいのは、次のようなリスクです。
- 浴槽や洗面器の水で溺れる
- 濡れた床で滑って転ぶ
- 浴槽のふちや床で頭を打つ
- 熱いお湯やシャワーでやけどする
- シャンプーや洗剤を誤って触る
- 浴室や脱衣所のドアで指を挟む
- 洗濯機をのぞき込もうとして転落する
この記事では、子どもをお風呂場の事故から守るために、今日から見直せる安全対策を分かりやすく整理します。
まず結論|お風呂場の安全対策は「入れない・残さない・滑らせない」
子どものお風呂場の安全対策で大切なのは、次の3つです。
- 子どもだけでお風呂場に入れない
- 浴槽や洗面器に水を残さない
- 濡れた床で滑らない環境を作る
特に大切なのは、子どもだけでお風呂場に入れないようにすることです。
浴槽にふたをしているから大丈夫、水が少ししかないから大丈夫、短い時間だから大丈夫と考えてしまうと、思わぬ事故につながることがあります。
お風呂場は、使う時だけ安全にするのではなく、使っていない時間も子どもが入れない状態にしておくことが大切です。
まず確認したいお風呂場の安全チェック
自宅のお風呂場や脱衣所について、次の項目を確認してみてください。
- 浴室のドアが子どもでも開けられる
- 浴槽に残り湯をためたままにしている
- 洗面器やバケツに水が残っていることがある
- 浴室の床が滑りやすい
- 浴槽のふちが高く、子どもが登ろうとする
- シャンプーや洗剤を子どもの手が届く場所に置いている
- シャワーや蛇口のお湯の温度を子どもが触れる状態になっている
- 脱衣所に踏み台や収納ボックスを置いている
- 洗濯機の近くに登れる物がある
- 浴室ドアや脱衣所ドアで指を挟みそうになる
当てはまる項目がある場合は、お風呂場や脱衣所の使い方を見直した方が安心です。
すべてを一度に完璧にする必要はありません。まずは、浴室のドア、残り湯、床の滑りやすさの3つから確認していきましょう。
子どもがお風呂場で事故に遭いやすい理由
お風呂場は、大人にとっては毎日使う見慣れた場所です。
しかし、子どもにとっては危険が多い場所でもあります。
理由は、次のような特徴があるためです。
- 水がある
- 床が濡れて滑りやすい
- 浴槽や段差がある
- 硬い壁や床がある
- 石けんやシャンプーで足元が滑りやすい
- 蛇口やシャワーから熱いお湯が出る
- 洗剤や入浴剤などを置きやすい
- 狭い空間で体をぶつけやすい
赤ちゃんや小さな子どもは、まだ体のバランスをうまく取れません。
頭が重く、転んだ時に手をついて体を支えることも難しいため、浴室のような硬くて滑りやすい場所では特に注意が必要です。
お風呂場で特に注意したい危険
浴槽で溺れる
お風呂場で最も注意したいのは、浴槽での溺れです。
子どもは、わずかな水でも顔が水についた状態になると、自力で起き上がれないことがあります。
大人から見ると「このくらいの水なら大丈夫」と感じる量でも、小さな子どもにとっては危険になることがあります。
特に注意したいのは、次のような場面です。
- 浴槽に残り湯がある
- 浴槽のふたをずらして中をのぞく
- 浴槽のふちによじ登る
- 兄弟姉妹と一緒に入浴している
- 大人がシャンプー中で目を離している
- 入浴後に浴室のドアが開いたままになっている
浴槽にお湯をためたままにする場合は、子どもが浴室に入れないようにすることが重要です。
ただし、安全面を優先するなら、入浴後はできるだけ浴槽の水を抜いておく方が安心です。
洗面器やバケツの水で溺れる
浴槽だけでなく、洗面器やバケツに残った少量の水にも注意が必要です。
子どもは好奇心から、洗面器をのぞき込んだり、水を触ろうとしたりします。
その時にバランスを崩して顔が水に入ってしまうと、自分で体勢を戻せない場合があります。
特に、つかまり立ちや歩き始めの時期は、体を前に倒してのぞき込む動きが増えます。
洗面器、バケツ、手桶などには、水を残さないようにしましょう。
濡れた床で滑って転ぶ
お風呂場の床は、水、石けん、シャンプーなどで滑りやすくなります。
子どもが立ち上がった時、浴槽から出る時、洗い場を歩く時に転倒することがあります。
転んだ先に浴槽のふち、蛇口、壁、床などがあると、頭や顔をぶつける可能性があります。
特に注意したいのは、次のような場面です。
- 体を洗ったあとに床が泡で滑りやすくなっている
- 浴槽から出る時に足を滑らせる
- 洗い場で立ち上がった直後に転ぶ
- 大人が子どもを抱っこしたまま足を滑らせる
- お風呂上がりに脱衣所で走る
滑りにくい浴室マットや、足元の水切り、浴室内で立ち上がる時の見守りが大切です。
蛇口やシャワーでやけどする
お風呂場では、熱いお湯によるやけどにも注意が必要です。
子どもが蛇口やシャワーに触ってしまい、急に熱いお湯が出ることがあります。
また、大人が温度を確認しないままシャワーをかけると、子どもの肌には熱すぎる場合があります。
確認したいポイントは以下です。
- 給湯温度が高すぎないか
- シャワーを出す前に温度確認しているか
- 子どもが蛇口やレバーに触れる状態ではないか
- 追いだきや高温差し湯の直後に入浴していないか
- 浴槽のお湯を手で確認してから入れているか
子どもの肌は大人より敏感です。
お湯の温度は、大人の感覚だけで判断せず、手で確認してから入浴させましょう。
シャンプーや洗剤を触る
お風呂場には、シャンプー、ボディソープ、洗剤、カビ取り剤、入浴剤など、子どもに触らせたくないものが多くあります。
見た目がカラフルなボトルや、香りのある入浴剤は、子どもの興味を引きやすいものです。
誤って口に入れたり、目に入ったり、床にこぼして滑りやすくなったりすることがあります。
子どもの手が届く場所には置かないようにしましょう。
お風呂場の基本安全対策
子どもだけで浴室に入れない
最も大切なのは、子どもだけで浴室に入れないようにすることです。
お風呂場は、使っていない時間でも危険が残ることがあります。
入浴後に浴室のドアを開けたままにしていたり、残り湯をためたままにしていたりすると、子どもがいつの間にか入ってしまう可能性があります。
対策としては、次のような方法があります。
- 浴室のドアを閉める
- 子どもが開けにくい位置でロックする
- 脱衣所への出入りを制限する
- 入浴後は浴槽の水を抜く
- 洗面器やバケツの水を捨てる
- 大人がいない時は浴室に近づかせない
毎日使う場所なので、ロックや開閉が面倒に感じることもあります。
しかし、子どもが自由に入れてしまう状態を避けることが、お風呂場の事故防止ではとても大切です。
浴槽に水を残さない
残り湯を洗濯に使う家庭もあるかもしれません。
ただ、小さな子どもがいる家庭では、残り湯をためたままにすることはリスクになります。
浴槽に水を残す場合は、子どもが絶対に浴室に入れないようにする必要があります。
安全面を優先するなら、入浴後はできるだけ水を抜くことをおすすめします。
また、浴槽のふたをしていても、それだけで安全とは考えない方がよいです。
子どもがふたをずらしたり、ふたの上に乗ったりする可能性があります。
洗面器やバケツの水も捨てる
浴槽の水を抜いていても、洗面器やバケツに水が残っていることがあります。
少量の水でも、子どもが顔を入れてしまうと危険です。
お風呂を使い終わったら、次のものに水が残っていないか確認しましょう。
- 洗面器
- 手桶
- バケツ
- おもちゃ用の容器
- 浴室用の小物入れ
- 掃除用具のバケツ
子どもの手が届く場所に、水をためた容器を置かないことが大切です。
滑りにくい床環境にする
お風呂場の床が滑りやすい場合は、浴室用の滑り止めマットを検討しましょう。
特に、歩き始めの子どもや、浴槽をまたぐ動作が不安定な子どもには、足元の対策が役立ちます。
滑り止め対策で確認したいポイントは以下です。
- 浴室用として使えるか
- 床にしっかり密着するか
- ずれにくいか
- 水はけがよいか
- カビが生えにくいか
- 掃除しやすいか
- 子どもがつまずきにくい厚みか
マットを敷いたままにすると、裏側にぬめりやカビが出ることがあります。
使用後は乾かす、定期的に洗うなど、清潔に保つことも大切です。
浴室内の角や硬い部分を確認する
浴室は、床、壁、浴槽のふち、蛇口まわりなど、硬い部分が多い場所です。
子どもが転んだ時に、頭や顔をぶつけやすい位置を確認しておきましょう。
特に見直したい場所は以下です。
- 浴槽のふち
- 蛇口まわり
- シャワーフック
- 浴室の段差
- ドアのレール
- 収納棚の角
- 洗面台の角
- 脱衣所の収納家具
必要に応じて、コーナーガードやクッション材を使うことも考えられます。
ただし、水まわりで使う場合は、剥がれにくさ、カビにくさ、掃除しやすさも確認しましょう。
年齢別に注意したいお風呂場の危険
0歳頃
0歳頃は、自分で大きく動けない時期でも油断はできません。
大人が抱っこして入浴させる時、手が滑ったり、体勢が崩れたりすることがあります。
確認したいポイントは以下です。
- 入浴前にタオルや着替えを準備しておく
- 赤ちゃんから目と手を離さない
- 浴槽のお湯の温度を確認する
- 床に石けんや泡を残さない
- 大人自身が滑らないようにする
- お風呂上がりの待機場所を先に作る
赤ちゃんをお風呂に入れる時は、途中で物を取りに行かなくて済むように、必要なものを先にそろえておきましょう。
1歳頃
1歳頃になると、つかまり立ち、伝い歩き、歩き始めによって、お風呂場での危険が増えます。
浴槽のふちにつかまったり、洗面器をのぞき込んだり、蛇口を触ろうとしたりします。
確認したいポイントは以下です。
- 子どもだけで浴室に入れない
- 浴槽に水を残さない
- 洗面器やバケツの水を捨てる
- 浴室用マットで滑りにくくする
- シャンプーや洗剤を手の届かない場所に置く
- 蛇口やシャワーに勝手に触れないよう見守る
この時期は、好奇心が強くなる一方で、危険を理解することはまだ難しい時期です。
環境側で先に危険を減らしておくことが大切です。
2歳頃
2歳頃になると、自分で歩く、登る、触る、開けるといった行動が増えます。
浴室のドアを開けられるようになったり、踏み台を使って高い場所に手を伸ばしたりすることがあります。
確認したいポイントは以下です。
- 浴室ドアを子どもが簡単に開けられないようにする
- 脱衣所に踏み台になる物を置かない
- 洗濯機の近くに登れる物を置かない
- 入浴剤や洗剤を手の届かない場所に移す
- お風呂場で走らない、飛び跳ねないルールを伝える
- お湯を勝手に出さないように見守る
2歳頃は、言葉で伝えながらも、物理的な対策を続けることが大切です。
3歳以上
3歳以上になると、できることが増え、自分で洗いたがったり、浴槽に入りたがったりすることがあります。
ただし、危険を完全に理解できるわけではありません。
確認したいポイントは以下です。
- 子どもだけで入浴させない
- 浴槽で立ち上がらないようにする
- お風呂場で遊びすぎないようにする
- シャンプーや洗剤を勝手に使わせない
- ドアで指を挟まないようにする
- 洗濯機や脱衣所の危険も確認する
子どもが成長しても、お風呂場では大人の見守りが必要です。
入浴中に注意したいこと
子どもから目を離さない
入浴中は、子どもから目を離さないことが基本です。
大人が髪を洗っている時、スマートフォンを見ている時、タオルを取りに行く時など、短い時間でも事故が起こる可能性があります。
入浴前に必要なものを準備しておき、途中で浴室を離れなくて済むようにしましょう。
準備しておきたいものは以下です。
- タオル
- 着替え
- おむつ
- 保湿剤
- ベビーバス用品
- お風呂上がりに待たせる場所
- 大人用の着替え
小さな子どもと入浴する時は、段取りも安全対策の一つです。
兄弟姉妹だけで入浴させない
上の子がしっかりしているように見えても、子どもだけで下の子を見守るのは危険です。
遊びに夢中になったり、ふざけたり、急に立ち上がったりして、思わぬ事故につながることがあります。
兄弟姉妹で入浴する場合も、大人が近くで見守るようにしましょう。
お風呂用おもちゃにも注意する
お風呂用のおもちゃは、子どもが楽しく入浴するために便利です。
ただし、使い方によっては危険につながることがあります。
注意したいポイントは以下です。
- 小さな部品が外れないか
- 口に入るサイズではないか
- カビやぬめりがないか
- 浴槽の中で立ち上がって取ろうとしないか
- おもちゃを追いかけて浴槽内で動き回らないか
おもちゃは使った後に水を切り、乾かしておくことが大切です。
入浴後に注意したいこと
浴槽の水を抜く
入浴後は、浴槽の水を抜いておくと安心です。
残り湯を洗濯に使う場合でも、小さな子どもがいる家庭では安全面とのバランスを考える必要があります。
浴槽に水を残すなら、浴室に子どもが入れないように確実に対策しましょう。
浴槽のふたを閉めるだけではなく、浴室ドアのロックや脱衣所への出入り制限もあわせて考えることが大切です。
洗面器やバケツの水を捨てる
入浴後は、洗面器、手桶、バケツ、おもちゃの容器などに水が残っていないか確認しましょう。
少しの水でも、子どもが顔を近づけると危険です。
お風呂を出る前に、浴室内の水を残さない習慣をつけると安心です。
床の泡やぬめりを流す
浴室の床に石けんやシャンプーが残っていると、次に入った時に滑りやすくなります。
入浴後は、床の泡やぬめりを流しておきましょう。
また、浴室用マットを使っている場合は、ぬめりやカビが出ていないか定期的に確認しましょう。
ドアを閉める
入浴後は、浴室のドアを閉めておきましょう。
換気のために開けておきたい場合もあるかもしれませんが、小さな子どもがいる家庭では、自由に出入りできる状態にしないことが大切です。
換気をする場合は、子どもが浴室に入れないように見守る、脱衣所への出入りを制限するなどの対策を組み合わせましょう。
脱衣所や洗濯機まわりの安全対策

お風呂場の安全対策では、浴室だけでなく脱衣所や洗濯機まわりも確認しましょう。
洗濯機の近くに踏み台になる物を置かない
洗濯機は高さがあるため、子どもが簡単にはのぞけないと思うかもしれません。
しかし、子どもは近くの物を踏み台にして登ろうとすることがあります。
洗濯機の近くには、次のような物を置かないようにしましょう。
- 踏み台
- 洗濯かご
- 収納ボックス
- 椅子
- バケツ
- 洗剤ケース
- タオル収納
縦型洗濯機の場合、子どもが中をのぞき込もうとしてバランスを崩す可能性があります。
ドラム式洗濯機の場合も、扉を開けたままにしない、子どもが中に入らないようにするなどの注意が必要です。
洗剤や柔軟剤を手の届かない場所に置く
脱衣所には、洗濯洗剤、柔軟剤、漂白剤、掃除用品などを置きがちです。
子どもが触ったり、口に入れたりしないよう、手の届かない場所に保管しましょう。
扉付き収納に入れる、チャイルドロックを付ける、高い場所に移すなどの対策が考えられます。
ドアの指はさみに注意する
浴室ドアや脱衣所ドアでは、指はさみのリスクもあります。
子どもがドアを開け閉めして遊んだり、兄弟姉妹が勢いよく閉めたりすると、指を挟むことがあります。
確認したいポイントは以下です。
- 子どもがドアを開け閉めして遊んでいないか
- 浴室ドアの折れ戸部分に指を入れていないか
- 脱衣所の扉を勢いよく閉めないようにしているか
- 必要に応じて指はさみ防止グッズを使っているか
お風呂場の安全対策では、水や転倒だけでなく、ドアまわりの事故もあわせて確認しましょう。
お風呂場で用意したい安全グッズ

ここからは、お風呂場の安全対策として検討しやすいグッズを紹介します。
安全グッズを使えば事故を完全に防げるわけではありませんが、家庭の状況に合わせて使うことで、リスクを下げやすくなります。
浴室用滑り止めマット
浴室の床が滑りやすい場合に検討しやすいアイテムです。
選ぶ時のポイントは以下です。
- 浴室用として使えるか
- 床にしっかり密着するか
- 水はけがよいか
- ずれにくいか
- カビが生えにくいか
- 掃除しやすいか
- 子どもがつまずきにくい厚みか
濡れた床で転びやすい家庭では、まず確認したい安全グッズです。
浴槽内滑り止めマット
浴槽の中で子どもが立ち上がることがある場合は、浴槽内で使える滑り止めマットも候補になります。
選ぶ時のポイントは以下です。
- 浴槽内で使用できるタイプか
- 吸盤などでずれにくいか
- 浴槽のサイズに合うか
- 水切れがよいか
- 掃除しやすいか
- 子どもが足を引っかけにくいか
浴槽内で立たせないことが基本ですが、万が一に備えて足元を滑りにくくすることは役立ちます。
https://amzn.to/4v2ODcZ浴室ドアロック
子どもが勝手に浴室に入ってしまう場合は、浴室ドアロックの使用も検討できます。
選ぶ時のポイントは以下です。
- 自宅の浴室ドアに取り付けられるか
- 子どもが簡単に開けられないか
- 大人が使いやすいか
- 賃貸でも使いやすいか
- 換気や非常時の開閉に支障がないか
浴室のドアを閉めるだけでなく、子どもが開けにくい状態にしておくと安心です。
温度計・湯温計
お湯の温度が気になる場合は、湯温計を使う方法もあります。
大人の手で確認することも大切ですが、数値で確認できると安心しやすくなります。
選ぶ時のポイントは以下です。
- 見やすい表示か
- 浴槽で使いやすい形か
- 子どもが口に入れにくい大きさか
- 掃除しやすいか
- 電池式の場合は安全に使えるか
特に赤ちゃんを入浴させる時は、お湯の温度確認を習慣にしましょう。
シャンプー・洗剤収納
シャンプーや洗剤を子どもの手が届かない場所に移すために、収納の見直しも大切です。
選ぶ時のポイントは以下です。
- 子どもの手が届きにくい高さに置けるか
- 落下しにくいか
- 水切れがよいか
- 掃除しやすいか
- ボトルを安定して置けるか
- カビやぬめりが出にくいか
床置き収納は子どもが触りやすいため、できるだけ高い位置や扉付き収納に移しましょう。
指はさみ防止グッズ
浴室ドアや脱衣所ドアで指を挟みそうな場合は、指はさみ防止グッズも候補になります。
選ぶ時のポイントは以下です。
- 自宅のドアに合うか
- 子どもが外しにくいか
- 開閉の邪魔になりにくいか
- 賃貸でも使いやすいか
- 浴室や脱衣所の湿気に対応できるか
ドアで遊ぶ習慣がある場合は、早めに対策を考えましょう。
お風呂場の安全グッズ比較
| グッズ | 向いている家庭 | 注意点 |
|---|---|---|
| 浴室用滑り止めマット | 洗い場で滑りやすい家庭 | 水はけと掃除しやすさを確認 |
| 浴槽内滑り止めマット | 浴槽内で立ち上がる子どもがいる家庭 | 吸盤の固定力とサイズを確認 |
| 浴室ドアロック | 子どもが勝手に浴室に入る家庭 | 非常時の開閉も考える |
| 湯温計 | お湯の温度が心配な家庭 | 子どもが遊び道具にしないよう注意 |
| シャンプー・洗剤収納 | ボトル類に子どもが触る家庭 | 落下しにくさと水切れを確認 |
| 指はさみ防止グッズ | 浴室ドアや脱衣所ドアで遊ぶ家庭 | ドア形状との相性を確認 |
今日すぐできるお風呂場の安全対策

まずは、今日できることから見直してみましょう。
今日すぐできる対策
- 入浴後に浴槽の水を抜く
- 洗面器やバケツの水を捨てる
- 浴室のドアを閉める
- 子どもだけで浴室に入れない
- シャンプーや洗剤を手の届かない場所に移す
- 床の泡やぬめりを流す
- 脱衣所の踏み台になる物を片付ける
できれば早めにしたい対策
- 浴室用滑り止めマットを検討する
- 浴室ドアロックを確認する
- 浴槽内滑り止めマットを検討する
- 洗剤収納を見直す
- ドアの指はさみ対策を確認する
- 洗濯機まわりに登れる物を置かない
成長に合わせて見直したい対策
- 子どもが浴室ドアを開けられるようになったらロックを見直す
- つかまり立ちを始めたら浴槽や洗い場の滑り対策を強化する
- 歩き始めたら脱衣所の段差やドアも確認する
- 自分で蛇口を触るようになったらお湯の温度管理を徹底する
- 兄弟姉妹で入浴する場合は遊び方のルールを伝える
お風呂場の1分チェックリスト
最後に、お風呂場と脱衣所の状態を簡単に確認してみましょう。
- 子どもだけで浴室に入れない
- 入浴後に浴槽の水を抜いている
- 洗面器やバケツに水を残していない
- 浴室の床が滑りにくい状態になっている
- 浴槽内で立ち上がらないよう見守っている
- お湯の温度を確認してから入浴している
- シャンプーや洗剤を手の届かない場所に置いている
- 浴室ドアで指を挟まないようにしている
- 洗濯機の近くに踏み台になる物を置いていない
- 入浴前にタオルや着替えを準備している
すべてを一度に完璧にする必要はありません。
まずは、浴室に子どもだけで入れないこと、浴槽や洗面器に水を残さないこと、床で滑りにくい環境を作ることから始めましょう。
よくある質問
浴槽に少しだけ水が残っていても危ないですか?
小さな子どもがいる家庭では、少量の水でも注意が必要です。
子どもは、顔が水についた状態になると、自力で起き上がれないことがあります。
入浴後はできるだけ浴槽の水を抜き、洗面器やバケツにも水を残さないようにしましょう。
浴槽のふたをしていれば安全ですか?
浴槽のふただけで安全とは考えない方がよいです。
子どもがふたをずらしたり、ふたの上に乗ったりする可能性があります。
浴槽に水を残す場合は、浴室に子どもが入れないようにすることが大切です。
お風呂用の滑り止めマットは必要ですか?
必ず必要とは限りません。
ただし、浴室の床が滑りやすい家庭、子どもが歩き始めた家庭、浴槽をまたぐ動作が不安定な家庭では、検討しやすい安全グッズです。
使う場合は、水はけ、掃除しやすさ、ずれにくさを確認しましょう。
子どもだけでお風呂に入れるのは何歳からですか?
年齢だけで判断するのは難しいです。
子どもの成長、家庭の浴室環境、入浴中の行動によって変わります。
小さな子どものうちは、大人が近くで見守ることが基本です。自分で入れる年齢になっても、滑る、転ぶ、熱いお湯を出す、長く浸かりすぎるなどのリスクは残ります。
お風呂場のドアロックは必要ですか?
子どもが勝手に浴室に入ってしまう場合は、検討する価値があります。
特に、浴槽に残り湯をためることがある家庭や、浴室のドアを子どもが開けられる家庭では、浴室に入れない仕組みを考えた方が安心です。
ただし、非常時に大人が開けられること、換気や使い勝手に支障がないことも確認しましょう。
洗濯機まわりも対策した方がいいですか?
はい。浴室だけでなく、脱衣所や洗濯機まわりも確認した方が安心です。
洗濯機の近くに踏み台になる物があると、子どもが中をのぞき込もうとすることがあります。
洗濯かご、収納ボックス、踏み台、椅子などは、洗濯機の近くに置かないようにしましょう。
あわせて確認したい室内安全対策
お風呂場の安全対策を見直すなら、脱衣所や周辺の動線もあわせて確認しておくと安心です。
特に、次のような場所はお風呂場の事故と関係しやすいです。
- 洗濯機まわり
- 脱衣所の収納
- 浴室ドア
- 洗面台まわり
- 洗剤や掃除用品の保管場所
- 廊下やリビングから浴室までの動線
- ドアの指はさみ対策
お風呂場だけを対策するのではなく、子どもが浴室に近づくまでの動きも含めて見直していきましょう。
まとめ|お風呂場の安全対策は、子どもだけで入れない環境づくりから
お風呂場は、家の中でも子どもの事故に注意したい場所です。
特に、浴槽や洗面器の水、濡れた床、熱いお湯、洗剤、ドア、洗濯機まわりには注意が必要です。
最初に取り組みたいのは、次の3つです。
- 子どもだけで浴室に入れないようにする
- 浴槽や洗面器に水を残さない
- 浴室や脱衣所で滑りにくい環境を作る
必要に応じて、浴室用滑り止めマット、浴室ドアロック、湯温計、洗剤収納、指はさみ防止グッズなども検討しましょう。
安全グッズは、事故を完全に防ぐものではありません。
ただ、家庭の環境や子どもの成長に合わせて上手に取り入れることで、お風呂場をより安心しやすい空間に近づけることができます。