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今月の注意 ハロウィンや季節飾りを置く時期。小さな飾りの誤飲やコード類に注意しましょう。

ベビーベッドでつかまり立ちしたら?床板を下げる時期と転落対策

説明書を見ながら空のベビーベッドの低い床板を確認する保護者と、離れた場所で別の大人に抱かれる赤ちゃんのイラスト

つかまり立ちが始まったら、月齢だけで床板の高さを判断しないことが大切です。低い位置への変更と、変更後も使えるかを確かめる手順を整理します。

「ベビーベッドの柵につかまって立つようになった。床板を下げれば使える?」「まだ対象年齢内だけれど、乗り越えそうで心配」。成長がうれしい時期ほど、寝床の設定も一緒に変える必要があります。

つかまり立ちが始まったら、高い床板のまま使い続けず、その製品の説明書に従って低い位置へ変更します。 変更後も、柵に足を掛ける・乗り越えようとする、部品が壊れている、使用上限に達している場合は、床板を下げたことだけで使用を続けないでください。

この記事では、床板を下げる時期、確認する寸法と寝具、変更作業、使い続けられないときの寝床づくりを順番に整理します。大人用ベッドに後付けするベッドガードとは別の話です。

目次

つかまり立ちを始めたら、月齢より先に使用条件を確認

寝返り、おすわり、つかまり立ちと、できる動きが増えると柵の外へ体を出せる範囲も変わります。「まだ生後○か月だから」「昨日まで立たなかったから」で、高い床板を使い続けないことが大切です。

例えばアップリカ「ココネル エアー AB」の製品情報では、上段は新生児からつかまり立ちできる頃まで、下段はその頃から24か月までと区分されています。ただし体重13kgまでなどの条件もあるため、24か月まで必ず使えるという意味ではありません。

製品ごとに、床板の段数、切り替える発達段階、体重・身長・月齢の上限が違います。型番の一致する説明書を開き、「床板の高さ」「警告」「使用をやめる条件」をまとめて確認してください。

今の状態先にすることそれだけでは足りないこと
高い床板で、つかまり立ちを始めた子どもを別の安全な場所へ移し、指定の位置に変更する寝るときだけだからと高い位置を続けない
最下段でも柵に足を掛ける・登ろうとする使用をいったん止め、説明書とメーカーに継続可否を確認する高さを足す自作の柵やネットで延長しない
固定具の欠品・割れ・ロック不良がある使用を止め、正規部品や修理について相談するひもやテープで補修して寝かせない
使用上限に達した別の寝床へ移行する子どもが小柄に見えることを理由に延長しない

説明書が見つからない間は、使ってよい高さを推測しないでください。本体のラベルを撮影し、購入店やメーカーに型番から確認するのが確実です。

「床からの高さ」と「寝る面から柵までの高さ」は別

床板を何cmにするかだけを見ると、誤解が起こります。床板は床から測る位置であり、子どもが立つのはその上に敷いたマットレスや敷布団の面です。寝具を厚くすると、その分だけ体が高い位置になります。

高さの数字は、測り始める面と製品をセットで読む

カトージのベビーベッド取扱説明書の一例には、つかまり立ちできるようになった場合、床板を最も低い位置にし、床板上面から上桟までの高さを60cm以上にする指示があります。この「床板上面から」という測定位置を、「敷いた寝具の上面から」と読み替えないようにしましょう。

60cmという数字だけを他社製品や別の型番へ当てはめるのではなく、使っている製品の指定位置・寝具の条件を守ります。 定規で一か所が足りているように見えても、組み立てや寝具が指定外なら、それで安全を確認したことにはなりません。

寝具を重ねて、下げた高さを戻さない

抱き下ろしを楽にするためにマットレスを二重にする、折った布団を下へ足す、厚いクッションを敷くといった変更は避けます。低くした床板を、寝具でかさ上げしてしまうためです。柔らかい物を増やすことは、就寝中の窒息対策とも両立しません。

確認するのは、指定の寝具サイズ・厚さ・枚数、周囲のすき間です。ココネル エアー ABでは、組み合わせる寝具は周囲にすき間が生じない60×90cmのミニベッド用と案内されています。このサイズも、ほかのベッドに共通ではありません。

木製と折りたたみ式で、調整方法を取り違えない

「下段にすればよい」と分かっても、作業は製品によって変わります。木製ベッドで床板の支持金具を付け替えるものと、折りたたみ式で床板の取り付け方を変えるものでは、確認する部品が異なります。

公式情報で確認できる例構造・使用条件の例手元で確認すること
カトージ 折りたたみベビーベッド ハイタイプ(02332・02333)床板高さは2段階。前枠は上下にスライド型番に合う説明書、支持部品、固定位置、前枠のロック
アップリカ ココネル エアー AB上段・下段を成長で切り替える。新生児から24か月・13kgまでの条件あり床板の取り付け、枠のロック、寝具の適合、使用上限

参照:カトージ公式の02332・02333製品情報、アップリカ公式のココネル エアー AB製品情報。2026年10月17日確認。構造を読み分ける例であり、購入順位や実測による安全性比較ではありません。

似た外観、同じシリーズ名でも、生産時期や型番で説明書が異なることがあります。ネットで見つけた別モデルの手順を、そのまま使わないでください。下段での就寝が認められるか、サークルとしてだけ使えるのかも、個別の説明書で確認します。

床板を下げる作業は、子どもを寝かせる前に完了させる

1.子どもの居場所と、部品の置き場を先に決める

作業中は子どもをベッドへ入れません。別の大人に見てもらうか、年齢や行動に合った安全な場所を先に整えます。外したボルト・ナット・工具を床に広げると誤飲やけがにつながるため、大人だけが触れる容器にまとめます。

型番の合う説明書、必要な工具、取り外す寝具、作業後に戻す物を先にそろえます。途中で中断した場合は、未完成のベッドを使わないことも家族に伝えてください。

2.支持部品とロックを、指定どおりにそろえる

床板を支える位置は、全て説明書の指定に合わせます。一部だけ高い、金具を一つ付け忘れた、床板が支持部に正しく乗っていない状態で使わないでください。締め付けや部品の向きは説明書に従い、欠品があれば代用品を探す前にメーカーへ相談します。

作業後は、枠や床板にがたつきがないか、前枠や収納扉が閉まりロックされるか、キャスターのストッパーが必要な位置で掛かっているかを確認します。自作の荷重試験や、子どもを乗せての動作確認はしません。

3.寝具と周囲を戻してから、もう一度確認する

指定の寝具を正しく入れ、枠とのすき間やずれを確認します。枕、ぬいぐるみ、厚いバンパー、踏み台になる収納箱などを追加して、柵への接触を防ごうとしないでください。

壁際へ寄せた結果、カーテンやブラインドのひも、電気コード、家具の取っ手に手が届かないかも点検します。ひも周りはブラインド・ロールスクリーンの安全対策も参考になります。

見落としやすいのは、前枠と下部収納の扉

寝かせた後、抱き上げた後、おむつ替えの後には、前枠を指定の位置へ戻してロックします。大人がそばにいるつもりでも、物を取りに一歩離れる場面があります。「すぐ戻るから」と下げたままにする習慣を避けましょう。

消費者庁のベッド転落事故への注意喚起では、柵を上げて使うこと、収納扉の施錠を確認することが示されています。収納扉が不意に開く構造では、転落に加えて挟まり・窒息の危険もあります。壊れたロックをそのままにしないでください。

夜間の世話を交代する家庭では、「寝具を整える→前枠を戻す→ロックを見る」の手順を同じにします。収納扉を開けておむつを取った場合は、その扉も閉めるところまで一続きの作業にすると確認しやすくなります。

最下段でも登るなら、寝床を変える準備へ

最下段でも柵へ足を掛ける、体を持ち上げる、外へ出ようとするなら、ベッドを高く囲い直す前に使用条件を見直します。ネット、蚊帳、ひもで登る動きを抑える、柵へ板を足すといった独自の改造を、使用期間を延ばす方法にはしません。

つかまり立ちしたら全製品を直ちに卒業する、という一律の判断でもありません。 指定の下段で引き続き使える製品は、その条件と子どもの行動の両方を確認します。下段でも継続条件を満たせない場合に、別の寝床へ切り替えます。

低い寝床に変えると、部屋全体の確認が必要になる

ベビーベッドの外で寝るようになると、目覚めた子どもが移動する範囲が広がります。乳幼児に適した硬く平らな寝具を選び、壁や家具との挟まり、小物、コード、窓、階段へ向かう経路を確認します。低ければどこでもよい、壁に押し付ければすき間を防げる、と考えないでください。

大人用ベッドの後付けガードを赤ちゃんの囲いの代わりにすることも避けます。使える年齢や挟まりの問題はベッドガードはいつから使えるかで別に解説しています。

日中の囲いも登るようになった場合は、ベビーサークルを乗り越えるときの居場所づくりへ進んでください。就寝用ベッドと遊び用サークルは、用途の表示を分けて確認します。

よくある疑問

寝るときは立たないので、上段のままでもよい?

目覚めた後に立つことがあります。寝かしつけのときの様子だけで判断せず、すでにできる動きと説明書の条件で切り替えます。

床板を下げると、抱き下ろしがつらいときは?

高い位置へ戻したり寝具を重ねたりせず、前枠の正しい開閉手順と大人が立つスペースを確認します。負担が大きい場合は、適切な別の寝床や世話の分担を検討します。踏み台に乗って子どもを抱き下ろす方法は、転倒や落下の問題が増えるため安易に取り入れないでください。

柵にぶつかるので、クッションを付けてもよい?

厚いクッションやひも付きバンパーを独自に足して解決しないでください。寝床の余計な物を減らし、メーカーが認める付属品かも確認します。登れる足掛かりや窒息・絡まりを増やさないことが必要です。

中古やレンタルなら、何を確認する?

型番、適合する説明書、部品の有無、枠と収納扉のロック、破損、リコールを確認します。「前の子が使えた」という情報だけでは、現在の状態を判断できません。不明点が解消するまで寝かせず、貸出元やメーカーへ確認しましょう。

寝かせる前のチェックリスト

  • 今の動きに合う床板の位置で、製品の使用上限を超えていない。
  • 支持部品と固定具が指定どおりに付き、欠品・破損・がたつきがない。
  • 指定のサイズ・厚さの寝具を使い、重ねてかさ上げしていない。
  • 前枠と収納扉が閉まり、ロックを確認した。
  • 中に足掛かりや余計な柔らかい物がなく、周囲のひも・コードにも届かない。
  • 登る動きが出たとき、使用を止めて寝床を見直す方針を家族で共有した。

部屋の点検を広げる場合は、子どもの室内安全対策チェックリストで、いま届く・登れる場所から確認できます。

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